2011年10月29日

試験好きですか?

突然ですが… 試験が好きな人いますか? 面接が好きな人いますか?

私は… 好きではありませんガ-ン が、嫌いでもないです。少なくともパイロットに関するものであれば、と条件はつきますが。

なぜそういことを書いているかというと、パイロットの世界は実は試験(学科試験や飛行審査)面接(口述審査)のオンパレードなのです。免許をとって自由に空を飛んでいるのではと思われがちですが、実は免許を取ってからもそれが続くのです。

航空会社のパイロットの定期審査などはよく聞くことだと思いますが、今回はフライトスクールや一般のアマチュアパイロット(自家用操縦士)について書いてみたいと思います。

米連邦航空局の規則(我々は嘉手納基地内で運航しているのでアメリカの法律も順守しなければなりません)では、自家用操縦士は最低でも2年に1度(嘉手納は1年に1度)は飛行教官と飛行してその知識・技量を審査されることになっています。友人や家族といった乗客を乗せる時には本人が過去90日以内(嘉手納は60日)に最低3回の離着陸の経験がないといけません。

教官はそれを審査する側ですが、その教官も上司の審査を受けます。私はその上司(チーフインストラクター)をしていますが、私も上司(米連邦航空局審査官)の審査を半年に1度受けます。その上司はまた別の審査官より審査を、とパイロットの世界ではいつでもだれかがだれかをチェックするという体制になっていて、パイロットの資質向上と航空安全を目指しているわけです。

たまなは



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