2011年05月27日

航空力学用語

おはようございます。
台風2号が明日明後日には直撃しそうなここ沖縄の今の天気は曇りですが、午後から雨も降るということです。

今日は翼に関する航空の専門用語をご紹介します。
まずは図を見てみましょう!
これは翼をカットしたと想定した断面図です。

航空力学用語
翼弦線・・・翼の先端から尾端にかけて直線で引いてある点線

相対的気流線(相対風)・・・翼の移動する方向に対して、平行且つ反対方向に流れ                 る物でこれを線にして表しています。 

迎え角・・・翼弦線と相対風のなす角度のこと

揚力・・・飛行機が空を飛ぶために翼が上にひっぱられる力




これらのご紹介した物は飛行機を飛ばす上で必要な知識となります。

例えば飛行機の機首を上げ続けると翼弦線と相対風の間がどんどんひらいていきます。結果、迎え角が増えていきます。
この迎え角が増えると揚力はどんどんついてきますが、迎え角がある程度以上にひらいてしまうと急に揚力はガクッと下がります。
翼の上面の気流が乱れて揚力を生み出すことができなくなってしまうのですね!
ここで飛行機が失速してしまいます!!

というように飛行機にのるためには何故飛行機がこんな動きをするのだろうか?といったことを知る必要があるんです。
車だったらそこまで勉強しなくても乗り慣れてしまえばいいのですが航空機は安全に飛行しなければいけないということで理解が必要なのですね!

松本







Posted by FSO at 09:47│Comments(0)
 
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