2011年05月17日

霧(きり)

パイロットにとって霧は視程障害となり飛行が可能かを左右するやっかいな自然現象の1つです。
そのためパイロットの勉強の中に霧がどのようなものかを理解しなければいけません。

そもそも霧ってなんなのでしょう?モヤとの違いは??

霧とは微小な水滴が空中に漂ったものです。雲もそうですね!
霧の定義は水平方向に見通しのきく距離(視程)が1km未満のこと。

とあります。逆に視程が1km以上のもをモヤといいます。
視程によって呼び名が変わるんですね!びっくり!

この霧には出来方に幾つかのパターンがあるんですよ!
①放射霧 夜間の放射冷却によって地表付近の空気が冷やされできます。風が弱い時に発生します。
②移流霧 冷たい海面上に湿った暖気が流れ込んで冷やされてできる。
③蒸気霧 移流霧と反対に暖かい海面上に冷たい空気が流れるとき。(お風呂を想像するとわかりやすいです)
④滑昇霧 山など地形の斜面に沿って空気が上昇し冷やされることによりできる。

このほかにも霧の出来方はまだあります。今日は代表的な物を挙げてみました。
一口に霧と言っても色々なパターンがあることにビックリですね。

松本







Posted by FSO at 14:03│Comments(2)
この記事へのコメント
そおなの?
Posted by 大吉 at 2011年05月18日 17:22
九州にいる者なんですが、霧はよく発生します。  こわーい!!
Posted by 栗本 at 2011年05月18日 17:24
 
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