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2011年05月31日

飛行機の安定性 その1

通常飛行機は安定性があるように設計して作られています。
この安定性について勉強してみましょう!!

そもそも安定性とは?
何かしらの原因で飛行機の姿勢が崩れた時に、自らの復元力で元の姿勢に戻れるか戻れないかのことです。

また安定性には静的安定と動的安定の2つ種類があります。

静的安定(Static stability)
1、静的安定  (positive static) 
  外的要因により姿勢が変化した後、変化前の姿勢に戻ろうとする性質
2、静的中立
  外的要因により姿勢が変化した後、そのままの姿勢を維持しようとする性質
3、静的不安定
  外的要因により姿勢が変化した後、さらにその姿勢を悪化させようとする性質

動的安定
A1、動的安定 (positive dynamic)
  時間の経過とともに振幅が小さくなり、やがて元の姿勢に戻る性質
B2、動的中立 (neutral dynamic)
  時間が経過しても最初の振幅を維持し、元には戻らない性質
C3、動的不安定 (negative dynamic)
  時間の経過と共に振幅が大きくなり、元に戻らない性質

下の図は静的安定を元に動的安定が変わるとこのような動きをしますというものです。


飛行機の安定性 その1



Posted by FSO at 14:33│Comments(0)
 
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